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東京都水道歴史館 2F(玉川上水など、江戸時代の水状況を記した資料がいっぱい)情報

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※その他東京23区名水情報
http://www.meisui.info/archives/tokyo-23.html
場所
東京都文京区本郷Googleマップの地図

行き方
都営大江戸線&東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅下車。
下車後徒歩7分ほど。

交通の便
都営大江戸線は5分に1本、東京メトロ丸ノ内線は平均4.6分に1本電車があり。

飲用できるかどうか?
飲用不可

簡単な感想

東京都の近代から現代の水道事情を記した資料を見学した後は、2Fへと移動します。
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2Fでは時代が大きく遡った雰囲気が感じられ
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江戸時代の水の事情について記されていた資料が多く展示されていました。
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展示中央には木で作った水路の上に、江戸上水史と書かれた年表が置かれ
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その裏手には江戸の給水方法として、当時使われていたと思われる設備が展示されていました。
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奥に光り輝くコーナーがあったので行ってみると
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多摩川から江戸へと水を供給する水路のような図が展示され、水の流れがすぐに分かるよう青色のランプが川の模型の下に仕込まれていました。
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羽村堰から取り込んだ水は、多摩地区へと流れ
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その後江戸地区へと流れて海に至る流れをつかむことが出来ます。
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羽村堰の前にも似たような像がありますが。この像になった2名が玉川上水を作った玉川兄弟です。
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その後は、玉川上水から引いた水を導入するために設置された、大名屋敷の水施設コーナーへと移動すると
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今日でもしっかりと形が残るくらいに強固に作られた木製の水路が展示され
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水路の上にはU字溝を覆う木蓋が置かれ、基本的な仕組みは江戸時代も現代もあまり変わりがないのですねと感じました。
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そのほか、東京都八重洲北口付近で発見された遺跡から発掘された水路の展示もあり
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多少経年劣化が見られるものの、水路としてはしっかりと形が残り、良い材料が使われていたことが伺えます。
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各種水路跡の展示品を見た後は、奥に見えるフロアへと移動し
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大きな水路跡を示す遺跡の方へと進んでいくと
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そこには、一般家庭で使う井戸の構造や家屋のミニチュア版が展示され
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大きな水路のある方には、上水と水を管理する水番屋、江戸の水制度について記された資料が展示されています。
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奥には実物大に再現した江戸の家屋展示コーナーがあるので進んでいくと
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奥に施設の壁やライトがあるのでちょっぴり違和感がありますが、しっかりと江戸家屋が再現されているコーナーがありました。
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江戸家屋を再現したコーナーでは、当時の家で使っていた部屋や家具などを再現して展示が行われ
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今よりも密閉率が低そうで、冬はすごく寒そうだなぁと感じる構造です。
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奥に進むと社や、厠(お手洗い)を再現したコーナー。
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さらに奥には穴は空いていませんが、井戸を再現したコーナーもあります。
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井戸を遠目から見ると、奥にドアがあるので現代感が拭えませんが、なんとなく当時の水状況が分かるような展示でした。
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2Fは江戸家屋を再現したコーナーで見学できるコースは以上です。
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3Fは撮影が出来ないので写真はありませんが、資料館や特別展示が行われているコーナーもあり、水資源好きにはたまらない施設かも知れません。

公式サイト
http://www.suidorekishi.jp/

お勧め度
5段階評価で4